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去る11月14日(月)は、68年ぶりに月の軌道が地球に
もっとも近くなるというスーパー・ムーンでしたね。^ ^

この日、私は長年の懸案事項だった
ホームページを、ついに開設いたしました☆

ホームページを開設いたしました☆_c0362010_16044671.jpg


ずっと自分に自信がなかったのと、
この道でやっていくぞ!という
覚悟が、まだできていなかった
こともあったのだと思いますが、
これまで周りにいくら言われても、
重い腰を上げることがなかなか
できなくて・・・。

それが、もうそろそろ看板を
掲げる時が来たかもしれないと、
自分で思えるようになったのが、
ちょうどこのタイミングでした。



ホームページのタイトルは、

『ハルティア*ハルモニア』といいます。

「Haltia」は、フィンランド語で「精霊」、「Harmonia」は
「調和」を意味します。

私がこれからドール・アーティストとして表現していきたい世界・・・

そのキーワードとして、ぴったりな言葉を探していたら、
いちばんピンときたのが、なぜかフィンランド語でした。(^ ^;

ちなみに、これも偶然なのですが、ハルティア、ハルモニア、
どちらとも、その名のついた小惑星が存在しているらしいと
いうことが後からわかり、驚きました。

今すぐに、こちらのブログを閉めることはありませんが、
これから先、発信のベースはホームページの方に重点を
置いていきたいと考えています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします☆

   『ハルティア*ハルモニア』   
   
ホームページを開設いたしました☆_c0362010_16194533.jpg







# by tete_de_lapin | 2016-11-24 16:37 | ウラ店主よりお知らせ

ずいぶん長いことご無沙汰しておりましたが、
皆さま、いかがお過ごしでしたでしょうか?

お正月のご挨拶の後、ず~っと更新せずにいて、
気がついたら、今年もあと1か月半もありません。

去年のちょうど今頃は、個展を目指して創作に
没頭していました。

それから約1年が経ち、いろんなことがありました。

まず大きかったのは、姉と行った2月の台湾旅行。

Mrs.Taylor ・・・その眼光鋭いチャイナドレスの婦人は、
以前からたびたび私の心のなかに出てきてはいたのですが、
たしかに過去生の自分だったのだと、思いだしたのです。

レクイエム~光と闇の向こう側へ・・・_c0362010_03563087.jpg

仕立て屋の女主人として、仕事と家庭を
両立させ、幸せも成功も手に入れたにも
かかわらず、亡くなる間際まで彼女が
抱えていたのは、一点の後悔でした。

私は女だから、ただそれだけの理由で、
本当になりたかった人形師の仕事には
就けなかった。

人形が好きで、お気に入りの人形を
部屋に飾り、死んだらお棺に一緒に
入れてほしいと言っていたくらい
大好きだったのに。

本当は、自分の手で作りたかったと悔やみながら、
亡くなっていったんだということを知り、彼女の分も、
私は人形を作っていくんだなと思い至った旅でした。

そう自覚しても尚、なかなか人形が作れずにいた頃に、
忘れらない出逢いと別れが訪れました。

不思議なほど過去生での体験がシンクロした、私より
ひと回り以上も年下の女の子・・・

彼女とは、亡くなる少し前にご縁がつながり、ごく短い
期間に、信じられないくらい濃い時間を共有しました。

その頃私は、これから自分が本当に目指している世界を
人形で表現していくためには、自分の醜い面や汚い面、
思い出したくもないような闇の部分を全部さらけだし、
人形にしてみることが必要だと感じていました。

今までタブーとしていた、グロテスクな人形を作ることが、
過去の自分への弔いになるんだと、姉や友人からも云われ、
そこを通らないと、先には進めないのだとわかっていながら、
なかなか手を動かすことができないでいました。

それがなぜなのか、彼女と会った瞬間にはっきりしたのです。

「ああ、私は今までレクイエムの人形は、自分のために
作るものだと思ってきたけれど、そうじゃなかったんだ。
レクイエムは、彼女にとっても必要なものだったんだ」と。
 
彼女は過去と訣別しようと、必死で自分と戦っていました。

私も同じように、過去生の自分を清算するために、
今まで以上に深く自分と向き合う時を迎えていました。

たとえどんなに汚い面があっても、だめな部分が
あったとしても、今のあなたが大好きだよ。

いいところも悪いところも全部、ありのままを
丸ごと抱きしめよう。

自分にそう言ってあげられる自分になれた時、
初めて目の前にいる人に対しても、同じように
抱きしめてあげることができるんだ。

それを頭ではなくハートで教えてくれたのが、
彼女でした。

彼女が旅立ったという知らせを受けた後、私の頭に
パン!とつよい光を放って、ひとつのイメージが
浮かび上がってきました。

それは、大きな白い羽根をつけた天使の女の子・・・

それまでは、過去の闇を弔う人形を作ろうとしていたのですが、
もう一体創ろう!と、その時心に決めました。

彼女のために、次に生まれ変わる世界では、何の心配もなく、
ただ自分らしく、思う存分羽ばたいていけるように。。。

その願いをこめて、私はその日から二つの人形を
同時進行で作り始めました。

そうして完成したのが、この二体です。

レクイエム~光と闇の向こう側へ・・・_c0362010_00003887.jpgレクイエム~光と闇の向こう側へ・・・_c0362010_23594671.jpg













    『 レクイエム #1』


底知れないほど深い、深い、空虚な穴・・・

本当は生まれた時から、気づいていた。

人を喰らっても、物を喰らっても、
決して満たされることはないだろう。

この手で腸(はらわた)を引きずり出そうが、
欲望も憎悪も殺意も絶望も自虐も哀しみも、
この身から消えてなくなることはないだろう。

いまに声が嗄れようと、涙が涸れようと、
この慟哭の衝動が尽きることはないだろう。

私が、私を弔うその日まで・・・


レクイエム~光と闇の向こう側へ・・・_c0362010_00401067.jpgレクイエム~光と闇の向こう側へ・・・_c0362010_00412265.jpg














『 I Can Fly~光射す方へ・・・』


私は飛べる 今度こそ

私は飛べる どこまでも

光射すあの空へ、そしてもっと
その先の、光あふれるあの場所へ・・・

私には、決して折れない翼がある

だから、いつだってまた会えるよ

さあ、いまこそ笑顔で旅立とう・・・



Mちゃん、ありがとう。

あなたのおかげで、新たな道を歩きだすことができました。

私はあなたのことを、ずっとずっと忘れないよ。。。




# by tete_de_lapin | 2016-11-21 04:32 | ドール・ギャラリー

天の梯子~新しい年がやってきた☆_c0362010_255374.jpg
冬の妖精たちが、ゆうべ森のあちこちで
歌ったり踊ったりして残していった足跡は
落ち葉を白く縁取り、長い眠りについた
森をキルトのベッドカバーのように優しく
覆いつくしている。

天の梯子~新しい年がやってきた☆_c0362010_29011.jpg

鈍色(にびいろ)の雲のすき間から降りてきた
天の梯子・・・

ひっそりと新しい年が幕を開け、この小さな
町にも神聖な空気に満ちあふれ、我知らず
背筋をシャンと伸ばしたくなる。


「おはよう。新しい朝がやってきましたね。」

「やあ、おはよう。お日様は雲の後ろで、いったい
どんな年になるんだろうと様子をうかがっているようだ。」

今年新たに見る夢は、どんな色で、どんな形をしているんだろう・・・

どんな手触りで、どんな味がするんだろう?

それはきっと、思っているよりずっとステキなものに違いない。

どこに行きたい?  何がしたい?

さあ、窓を開けて、澄みきった空気を胸いっぱい吸い込んだら、
思いっきり大きな声をだして言ってみよう。

-----準備はいい?

「I want to ・・・」




天の梯子~新しい年がやってきた☆_c0362010_239365.jpg

# by tete_de_lapin | 2016-01-17 02:41 | ちいさな森の問わず語り・・・

11月29日 日曜日。

個展「イリスの森で~ドールアートと朗読の世界」が
無事終了しました。

この日のために、6年ぶりに創作し、完成させたドールは3体。

それぞれのドールには、タイトルをつけました。



001 『 イバラ姫 ~セクション1 』

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_1615273.jpg


この作品のサブタイトル「セクション1」とは、私が通っていたゲリー・ボーネル・ジャパンの
本科の授業で、最初に取り組むテーマ「葛藤と向き合い、己を知る」ことを指しています。

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_21314289.jpg葛藤で身動きが取れず、
がんじがらめになっている。

けれど自分を縛りつけている
のは、他ならぬ自分自身。

周りから遠ざかり、ひとり
身を潜めながら、誰よりも
孤独を感じている。

でも、本当は誰かとつながりたい。

夢や希望をつかみ取りたい。

その想いを、身体に巻きついたピンクの花が咲く緑色のイバラのツルが
外に向かってどんどん伸びていく様に重ねて表現しました。

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_21432784.jpg




002 『 Blue Goddess 』

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_22332427.jpg


今年の6月にセドナへ旅した時に、見えたイメージを形にしてみました。

青い羽根を持った、ネイティブアメリカンの女神のような女性。

その美しい圧倒的な存在を目にした時、涙があふれてきました。

その時受け取ったメッセージは、

「自分のハートの望むまま、光射す方へ進んでいきなさい」

というものでした。

今回の個展に向けて、何を作ったらいいのか迷っていたある日、ふと
その強い眼差しに射抜かれた時の鮮烈なイメージが浮かんできたのです。

作っている最中、私の手を通して、その女神のエネルギーが流れて
ドールのなかに注ぎ込まれていくような気がしました。

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_094572.jpg不思議なのですが、ドールを作るたびに
なぜか私の意思とは関係なく、勝手に
完成予想像とは違った部分が出てくる
のですが、この女神も創っていくうちに
どんどん顔が変わっていきました。

顔を描き入れた時、最初に想定していた
より、年齢を重ねた大人の女性の表情に
なっていて、自分でも驚きました。

私が操作することなどできない領域で、
ドールたちは自ら生きているのです・・・。


眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_0504438.jpg




003 『 カッチーナ・ウーマン ~ Go Straight!』

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_111912.jpg


セドナのボイントン・キャニオンを訪れた時に、降りてきたイメージを元に創りました。

カッチーナとは、ネイティブアメリカンの言葉で「精霊」を意味します。

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_1541957.jpg真っ赤な髪をきりりと束ね、すっくと立った
その姿はとても力強く美しかった。

しなやかに、軽やかに、たくましく・・・。

「成功のためでもない。

お金のためでもない。

ただ、おまえ自身のためにやるのだ。

そのまま、まっすぐお行きなさい!」

どこまでも青く広がる空と、赤茶色の
雄大な山々から聞こえてきたのは、
そんなメッセージでした。



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この3体のドールは、これまでの作品とは明らかに違う何かを宿しているように思えます。

少し前の自分だったら、たぶんこんな表情のドールを創ることはできなかったでしょう。

この数年間、私はドール作りから離れ、自分という人間を知ろうともがいてきました。

葛藤だらけの自分には、人の胸を打つような人形は創れない。

ずっとそう思い込み、口ではまたドールを創れるようになりたいと言いながら、
自分にその許可を出せずにいました。

「でもね、葛藤があるからこそ、多くの人の共感を呼ぶような
素晴らしい名作が生まれるんだよ。」

悩んでいる私にそう言ってくれたのは、信頼している心の師匠?とでも呼ぶべき方でした。

眠りから醒めたイリスの森・2~☆3人の女神たち_c0362010_435752.jpg今の自分を、そのまま表現すればいい。

私のなかのコンパスの針が、
ひとつの方向を指しました。

これまでの自分に区切りをつけ、
ドール作家として新たな一歩を踏み出す。

それが今回の個展の目標でした。

葛藤と手を取り合い、上手につき合いながら
完成させた3人の女神たちは、私の背中を
押してくれました。

「もうだいじょうぶ」

目標を達成できた今、ここからが
私の本当のスタートになります・・・。
# by tete_de_lapin | 2015-12-19 09:46 | 個展・イベント

眠りから醒めたイリスの森・1~☆約束の時・再会の場所_c0362010_235748100.jpg
11月29日 日曜日。 

6年ぶりのイベントであり、初の個展となった
「イリスの森で~ドールアートと朗読の世界」
が開催されました。

ドールがようやく完成したのは、当日の朝4時半。

作っていた作品のうち、結局3体しか仕上げることができなかった。

まだまだ不完全な点もあった。

それでも、私の心は静かに澄んでいました。

そう、たとえ誰も来なかったとしても、ドールが完成した!

それだけで、もう私にとっては大成功だったのです。

だから、あとはもう今日という「特別な一日」を存分に楽しもう。

そう心に誓って、会場へと向かいました。

この日搬入搬出を含め、全面的に私をバックアップしてくれたのは
姉のナオミと義兄KENさんでした。

まず集会室のデスクと椅子を展示用に並べ変え、布でカバーする
ところまで手伝ってもらったら、そこから先は私の仕事。

恥ずかしながら、過去のイベントでは、ディスプレイにもたついて
開場時間に間に合わなかったなんてこともしばしばありました。

しかし、今回は違っていました。

自分でも不思議なくらい落ち着いて、全体が見渡せていたし、
どこに何を置いたらいいのか、ひらめきもどんどん湧いてきて、
思いの外楽しく、スムーズに作業を進めていくことができました。

私は、気づき始めていました。

もう今までのパターンは踏まない と、はっきり決めている自分に。

展示スペースの壁はぐるりと過去の作品たちで囲まれ、
部屋の中央のアイランドには、新作3体のみが飾られました。

そこへちょうど外の用事を済ませ帰ってきた姉から、歓声があがりました。

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注)会場にいる姉ナオミ

「すごい!! 本当にすばらしいよ!

 これが、Toshieの表現したかった世界なんだねぇ…。

 観てごらん。 これが、Toshieが意図した結果だよ。

 これを全部、Toshieがクリエーションしたんだよ。

 心の底から本気で望んだからこそ、こうして現実のものになったんだよ!」

その言葉を聞いた瞬間、私のなかで急にすべてがリアルに感じられ、
ここに至るまでのいろんなできごとや想いがこみあげてきました。

2週間前まで、私は「自分には無理かもしれない」と思っていました。

自分の力を信じきれていなかったのは、自分自身だった。

周りがどんなに大丈夫だと言ってくれたとしても、まず
私本人が自分を本気で信じなければ、何も始まらないんだ。

そのことに気づいてから流れが変わり、すべてが動きだしました。

最後の1週間、もう私は寸分も疑っていなかった。

必ずドールは完成する。 個展はうまくいくと。

あとは、ただやるのみ。

その結果が、私の目の前に確かにありました。


長い長い眠りから醒め、嬉しそうに顔を輝かせるドールたち・・・


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『The Moon Light Grove ~月あかりの森』より
<左>「月夜のまほう」
<右上>「Sunny Driving Happning 」
<右下>「木枯らしのおくりもの」


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<右><左上>「紫陽花のプレリュード」
<左下>「春風が3月のリボンをほどいたら・・・」


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「月の調べに耳をすませば・・・」より <左>ミミズクじいさん      <右>ラリー


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<左>「Happy Birthday!Miss Betty 」
<右上>「おかえりなさい、あなたの場所へ」
<右下>「ずっと会いたかったあなたへ」



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「シャローム~芽吹きのハーモニー」より


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アンデルセンの「絵のない絵本」より
<左>第二十六夜「煙突掃除の少年」        <右>第一夜「ガンジス川のほとりにて」


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第十六夜「道化師の恋」より <左>コロンビーナ          <右>プルチネッラ 


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エリナー・ファージョン作「ムギと王さま」~『ヤング・ケート』より


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<左>緑の魔女                          <右>ヤング・ケート



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<左>川の王様                           <右>踊る若衆



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同じく『小さいお嬢様のバラ』より


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エリナー・ファージョン作「町かどのジム」より



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アリスン・マギー作「ちいさなあなたへ」より

これらはすべて、かつて姉と行なったイベントに登場したドールたちです。


12月になるということで、クリスマスに因んだコーナーも・・・。

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そして、今回の主役である新作のドールたち。


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*この3体については、『眠りから醒めた
イリスの森・2』
の方で、改めてご紹介
させていただきたいと思います・・・。



眠りから醒めたイリスの森・1~☆約束の時・再会の場所_c0362010_258760.jpgこの日は、姉ナオミによる朗読会も行われました。

久しぶりに甦った「月あかりの森」の物語。

イキイキとした語り口に、ドールたちは
生命を吹き込まれ、自由に動きだし・・・。

絵本「ちいさなあなたへ」の朗読には、
思わず涙ぐむ方もいらっしゃいました。

姉の朗読を聴きながら、私は昔をなつかしむ
というよりも、4年の月日を経て生まれ変わった
私たちが、こうしてまた新たな気持ちでタッグを
組むことができたことに、喜びを感じていました。


この日「イリスの森」に足を運んでくださった人たちの中には、
The Moon Light Grove を知っている人も、知らない人もいました。

忙しい合間を縫って、復活を見届けに駆けつけてくれた友人知人たち。

来られなかったけれど、個展の成功を祈ってくれていた友人たち。

偶然個展開催のブログを読んで、数年間連絡の取れなかった私に
わざわざ会いに来てくれた友人。

小さな子からおばあさんまで、興味を持ってふらりと訪れてくれた初めての方々。

皆それぞれ、11月29日ここに集まることを約束してくれていた、
なつかしい大切な魂たち・・・。

眠りから醒めたイリスの森・1~☆約束の時・再会の場所_c0362010_152926100.jpgそして私たちを守り、祝福してくれていた
たくさんの「見えない大いなるもの」たち。

本当に幸せな一日となりました。

言葉では言い尽くせないほどの
愛と感謝をこめて、

心から、ありがとうございました。。。
# by tete_de_lapin | 2015-12-18 15:51 | 個展・イベント